私たち日本ESPは、日本全国 約380万社の中の1企業として、中小企業の課題解決を事業として参りました。その道中において、実績ある方々のお話しを伺えば伺うほど
「ひと」「もの」「かね」そして「情報」
これらをどう見て、どう活用するか
これが、どの事業にも共通する成功の鍵だということを痛感しております。このことは、2020年初頭、世界中で目に見えない人類共通の敵が現れ、コミュニケーションの制限が課せられる中、対面インフラが激減した社会でより明らかになったのではないでしょうか。
しかしながら、中小企業が持つ各々の経営資源や得意分野には限りがあります。加えて、コロナが「オフラインの様々な機会の制限」という逆風を世界中に吹き付けたことによって、進むべき方向を見定められなくなった企業も多数あったはずです。
そんな中ですが、コロナを追い風に変えている企業も存在します。
例えば、オンラインの交流会やセミナー等に参加することで多くの繋がりを得たり、知見・実績溢れる賢人や専門家から有益な情報を得たりと、「移動」という概念がなくなったことを逆手に取り、コロナ前よりも積極的・意欲的、そして効果的な活動をされているという事例です。
このような企業が躍進しているのを拝見すると、「ひと」「もの」「かね」そして「情報」を自ら獲りにいった企業、そして、獲りに行かざるを得なくなった企業の強さをひしひしと実感いたします。
私たち中小企業は、これからより強く永く成長し生き残っていかなければなりません。そのためには、上記4要素を貪欲に追い求め、有効活用し続ける必要がございます。
それに際して、自社が持つ経営資源を有効活用できる強力なパートナー、逆に、足りないピースを補ってくれる強力なパートナーの存在は欠かせません。
そのような繋がりを生み出しながら、1社でも多くの企業が理想を叶えて行くことこそが、日本のより良い社会・より良い未来を紡いでいくものと、強く信じております。
代表取締役 出口 隆司